劇空間プロ野球
激突馬リーグ
   ■■ ゲームコーナー ■■  ■■ 戦国掲示板 ■■

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

映像化不可能といわれた「わたしを離さないで」原作者カズオ・イシグロが緊急来日!実はかなりの映画オタクだった!




会見するカズオ・イシグロ氏


写真を拡大

会見するカズオ・イシグロ氏



3月26日より公開されるマーク・ロマネク監督、キャリー・マリガン、キーラ・ナイトレイ、アンドリュー・ガーフィールド出演の映画「わたしを離さないで」。本作の日本公開を記念して、原作者であるカズオ・イシグロ氏が緊急来日。24日、英国大使公邸で記者会見に臨んだ。


(関連写真)キーラ・ナイトレイ電撃破局の真相を父親が激白!




現在56歳のカズオ・イシグロ氏は日本の長崎県生まれ。5歳のときに父親の仕事の関係でイギリスに移住し、以降、日本とイギリスの2つの文化を背景にして
育った。ロック・ミュージシャンを目指した時期もあったが、やがてソーシャル・ワーカーとして働きながら執筆活動を開始。1982年に長編デビュー作「遠
い山なみの光」が王立文学協会賞を受賞したのを皮切りに、作品を発表するごとに数々の文学賞を受賞。イギリスの最高文学賞であるブッカー賞を受賞し、映画
化もされた「日の名残り」(94)、そして今回映画化された「わたしを離さないで」は根強いファンの多い代表作の一つだ。



今回、10年ぶりの来日となったイシグロ氏は、日本に着いて早々に相撲観戦をしたそうで、「まだ来日して24時間も経っていないのにもうテレビ出演をして
しまいました。最前列の席で相撲を見ていたのできっと真剣な顔でテレビに映っていたと思います。昔日本にいた頃、講談社が出していた雑誌『小学一年生』を
読んでいて、その漫画の主人公が相撲力士だったんです。昨日は昔の懐かしい記憶がよみがえりました。日本に来るのは異国に行くというのとちょっと違って、
とても親近感があります」と挨拶した。



小説「わたしを離さないで」は1990年に最初に書き始め、挫折。その数年後にも、一度は書きはじめたものの挫折し、2001年に三度目に書き始めて完成
させた作品とのこと。小説のテーマについて、「この物語のメッセージは、皆さんが思うよりも人生は短いということ。限られた人生の中で、何が大切なのか、
何を大切にすべきかを考えて欲しかった。特殊な状況に置かれた人たちの物語と思わせておいて普遍的なテーマであることに気づいていただければと思いま
す」。



本作は特にその圧倒的な世界観のため映像化不可能とうたわれてきたが、「小説を書き始めた頃は、どうしたら映画やテレビには絶対にできない、“小説にしか
できない体験”になるだろうと考えながら書いていました。いつも“私の作品は映像化は無理”という気持ちで書いていたんです。小説が原作となる映画が増え
ていますが、ジャンル分けできない作品が増えるというのはとてもいいことだと思います」。



今回完成した作品については、撮影中から足しげく現場に通い、ラッシュを観ていたため、「客観性はあまり持てないが」としつつ、「自分の予想をはるかに超
える素晴らしい出来になった」と太鼓判を押した。特に主演の若手俳優3人を絶賛し、「イギリス映画の新たな黄金時代を感じる」と褒め称えた。








それぞれのキャラクターが自身のイメージ通りだったかについては、「肉体的な特徴がイメージ通りかどうかというのは重要ではないんです。例えば今回はキャ
リーとキーラは私の想像とぴったりでした。でも、トミーを演じたアンドリューは違いました。私にとってトミーはもっとがっしりとしたフットボールの選手よ
うなイメージだったのですが、アンドリューは線が細くて、ダンサーのような体型です。スパイダーマンみたいですね(笑)。でも、彼は感情の面でとても深い
演技をしてくれました。また、キーラ・ナイトレイも時代劇のコスチュームを着ているイメージを打ち破り、醜く痛みを抱えているキャラクターを演じ切りまし
た。非常に勇気のあることだと思います」。キャシーを演じたキャリー・マリガンについては、「顔の表情をあまり変えず、セリフも少ないが、とても深い感情
を喚起させる演技。日本映画の高峰秀子さんや原節子さんに似ていると思った」と語った。



ちなみにイシグロ氏は大の映画ファンだそうで、好きな映画を聞かれると「選ぶのは難しい」と言いつつ止まらない様子。日本映画で好きなのは1950年代の
小津安二郎監督や成瀬巳喜男監督の作品、最近だと「フィッシュストーリー」(09)、マーティン・スコセッシ監督、フランシス・フォード・コッポラ監督な
ど1970年代のハリウッド映画、西部劇の大ファンで、ジョン・フォードが出ているものや、クリント・イーストウッド監督、セルジオ・レオーネ監督、サ
ム・ペキンパー監督など。ハリウッドに渡る前のヒッチコック作品、1970年代のイタリア映画、「シェルブールの雨傘」(63)など。


「好きな映画リストは本当に長くなるのでこの辺で…」としつつ、「あ、『わたしを離さないで』と『日の名残り』ももちろんこのリストのトップに入っています!」と付け足して会場を笑わせた。


「わたしを離さないで」は3月26日(土)より、TOHO シネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマ他にて全国ロードショー。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。

スポンサーサイト

テーマ:日々出来事 - ジャンル:ライフ

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://naniwa777ok.blog117.fc2.com/tb.php/2200-96b93f7e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。